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議会通信vol.19 第2回 まいばら森の舞台音楽祭に向けて

議会通信vol.19 第2回 まいばら森の舞台音楽祭に向けて

2025年02月20日 11:02

3月8日におこなう第2回目となる「まいばら森の舞台音楽祭」の準備を進めています。

1回目の音楽祭では、中学校の吹奏楽部や地域のグループの方々にご協力いただき、屋外(一部は屋内)での演奏が行われました。入場は無料で、小さな子ども連れでも気軽に楽しめる音楽祭を目指しました。

 

子どもと一緒に楽しめる音楽祭に

小さな子どもがいると、「イベントに行きづらい」と感じた経験はありませんか?私自身、子どもが飽きてしまい途中で帰ることもあり、次第に「子どもがもう少し大きくなったら」と足が遠のいてしまいました。そんな方でも気軽に参加できる音楽祭を作りたい、そんな思いがあります。

 

1回目の音楽祭では途中で雨が降りましたが、屋外で行っている間、ステージから少し離れた場所でサッカーをしている子どもたちの姿が見えました。「音楽を聴きながら、自由に過ごせる場」――それが実現できていたのでは、と感じました。

 

新しい可能性「SOUND HUG」

1回目の音楽祭の後、ある方に教えていただいたのが「SOUND HUG」という機器です。

これは大きな丸いクッションのような形で、抱きしめると音楽や振動を体で感じられるものです。耳が聞こえにくい方や難聴の方でも、振動を通じて音楽を楽しめる仕組みです。

 

ただ、この機器を導入すればすべての人が楽しめるわけではありません。例えば、「音楽を楽しむ習慣がない方」や、「視覚情報を優先する方」には、別の工夫も必要です。それでも、この機器を使うことで新しい体験を得られる方がいるかもしれない――そんな期待を持っています。

 

誰でも来られる音楽祭を目指して

私は普段「誰でも来られる居場所」を作る活動をしています。でも実際には、「来られない人」がいるのも事実です。同じように、音楽祭も万人が楽しめる場にするのは簡単ではありません。

 

たとえば、

 

無料だから参加できる人

子どもが騒いでも気にせず来られる人

 

がいる一方で、

 

そういう雰囲気が苦手な人

もいるかもしれません。

 

だからこそ、「できる限りたくさんの方に楽しんでもらえる音楽祭」を目指して、少しずつ形を作っていきたいと考えています。